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Rainbow Disco Club 2025
レポート
去る4月18日(金)〜4月20日(日)の3日間、東伊豆クロスカントリーコースにて開催された、Rainbow Disco Club(以下RDC)へ今年も参加してきました!
RDCは個人的に大好きなフェスで、山の中というクローズドなロケーションに比較的中規模なフェスであること、何よりラインナップが日本とは思えないほど超豪華なので、毎年開催のアナウンスが待ち遠しいです。
オフィシャルグッズは有名ブランドとコラボをしたりなど、デザインも良しでこれも楽しみの一つになっています。
そんな大好きなフェスでの自身の過去の経験と、今回得られた学びを書き記しつつ、もし今後行ってみたいという方にとって、参考になるような内容になればと思います。ブログ初投稿ということもあり、気合いを入れて長々と書き散らかしました☺︎
あくまで3日間全力で楽しみたいという方向けであることと、私はキャンプをせず宿派なので、全ての人に参考になるかわかりませんが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
3,000字を超えているので、面倒な方は目次の1番下の項目、「RDCレポの総まとめ」をクリックかタップすることをお勧めします。
投稿日 6月26日
アクセスの充実度が高い
東伊豆で開催される総本山へ行くのは、今年で3度目。ようやく慣れてきたと感じています。国内のRDCは、コロナ禍にちどり公園で開催された回に2度行った経験はあるものの、初めての総本山である2023年は、山奥の野外フェスへ1人で行くこと自体ハードルが高く色々と苦戦した思い出があります。
慣れてきてようやく実感しましたが、こういう秘境の地でのフェスは交通手段と宿を入念に計画しておけば、意外とそれ以外は楽ですよね。RDCは中規模フェスながら、それらが練りやすいような仕組みづくりができているように思います。なぜそう思うかというと、公式で用意されている会場までのバスのスケジュールが充実していることに加え、夜になると現れる、非公式の謎の代行車が結構活躍してくれるからです。
※RDC開催期間中は地元のタクシーを予約することはできないので、タクシーは選択肢から外した方が無難です。




渋谷発着のツアーバス

RDCには渋谷発着のツアーバスがあります。こういう直通バスのメリットは、移動中が楽という点だと思います。
しかし、金曜日の朝7:00に出発で直接会場へ向かい、帰りは日曜日の19:00会場発なので、3日間会場でキャンプをするような方が1番恩恵を得られやすいかもしれないです。
宿を取った上でこのツアーバスを使うと、一旦荷物を会場まで一緒に持っていき、シャトルバスで宿へ向かって荷物を置きにいくという手順になるので、少々面倒くさいです。会場にはクロークはありませんし、ほぼ確実に雨が降る日があるので荷物管理が大変です。
しかし、これさえクリアすれば行き帰りがかなり楽なのがツアーバスの良いところです。キャンプ勢か、キャンプをやらずに一旦宿へ向かうのが苦でなければ、このツアーバスはとてもおすすめです。
チケットは、往復と片道で券種が分かれているので、行きだけ、帰りだけをツアーバスにする事ももちろん出来ます。
種類豊富なシャトルバス
シャトルバスは無料と有料のものがあり、3種類用意されています。下の表は、RDC’25のオフィシャルサイトの 情報を参考に作ったシャトルバスの一覧表です。

出典:RDC’25公式サイト(https://www.rainbowdiscoclub.com/)
【バス❶】は完全無料でチケットなどは必要ありません。
【バス❷】は、最初の2日間の21:00までは誰でも無料で乗車でき、3日目に関しては終日無料で乗れるので、少しお得です。
熱川方面の【バス❸】は、3日目の最終便が11:15ですが、他のシャトルバスで伊豆稲取エリアへ行き、電車で伊豆熱川駅まで行くという方法が取れるので、最終日だけ少し面倒ですが、そこまでストレスでは無いと思うので安心してください。
ただ、シャトルバスは人気なので、有料シャトルバスは早めにチケットを購入しないと売り切れます。
また、行きや帰りですぐに乗れない場合もあります。伊豆稲取駅発の無料シャトルバスは日中混む時間があり、2本ほど見送る場合もあります。終演直後も当然混みます。1日目と2日目の終演時間が1:00で、有料バスの最終便が2:00ということは、それだけ待つ可能性があるということです。
おすすめの宿泊エリア
交通手段は、大抵の方が電車か車だと思います。
シャトルバスの表を見てお察しの通り、宿はバスが発着する伊豆稲取エリアか、伊豆熱川エリアで予約するのがベストです。駅から送迎サービスがある宿泊施設だと尚良いですね。
2つのエリアは人気のためすぐに埋まってしまうので、開催アナウンスが出る前か(毎年4月の第3週目の金~土開催)、出た直後に宿を押さえるのが安心です。
そうしないと高級ホテルしか残らないので、そこにするか、シャトルバスエリア外で探す事になります。エリア外になると必然的に車で行くか、伊豆まで電車で来て、現地でレンタカーを利用するなどの選択肢になりかねません。
RDCの公式サイトに、毎年おすすめの宿が紹介されているので、ぜひチェックしてみてください。
一応、会場とシャトルバス発着場所、伊豆稲取駅と、伊豆熱川駅の場所をピン留めしました。それぞれのエリアの距離感を把握する、俯瞰図の役割になれば幸いです。
時間ロスと体力消耗を防ぐために


キャンプをせず、宿を予約する方向けの内容です。
電車で来る場合は一旦荷物を宿に預け、シャトルバスで会場へ向かうのが良いと思います。
駅⇄宿泊施設間の送迎バスを用意している宿泊施設は結構あるので、チェックイン時やチェックアウト時、あるいはチェックイン前にフロントへ荷物を預けたい場合などは、送迎サービスを利用しましょう。送迎の予約が必要な宿泊施設もあるので、ホームページを事前にチェックしておいた方が良いです。
伊豆は急な坂道が多いので、キャリーバッグや大荷物での移動は体力がかなり削られます。大抵の宿泊施設は送迎サービスがあると思うので、ホームページや口コミ欄で探してみてください。
毎年現れる謎の代行車

帰宅時は、会場からのシャトルバス利用を考えるならば、各エリアの発着所から宿泊施設まで歩くことを想定しましょう。もうこれは仕方ないです。
仕方ないのですが、これはあくまで会場からのシャトルバス利用する場合です。
先に述べたように、夜になると現れる、非公式の謎の代行車の存在について説明しなければなりません。
聞くところによると、地元住民の方々が有志で勝手にやっているらしく、運営も実態をあまりよく把握していないそうなのですが、伊豆稲取エリアか伊豆熱川エリアであれば、宿泊施設まで直接送迎してくれます。距離にもよりますが、1人1,000円か2,000円を支払うシステムで、代行車が現れる場所は、レッドブルステージ近くのメインステージ入場ゲート前です。
一応この代行車も送迎エリアを二カ所に絞っていますが、友人の話を聞く限り、近場であればエリア外でも融通は効きそうです。
人によると思いますが、めちゃくちゃスピードを出す人もいるので少し怖いです。しかし、このシステムのありがたみを感じた1人として、紹介させていただきました。
自由度の高い車の注意点

残念ながら、自由度の高い車でもシャトルバスや謎の代行車を利用せざるを得ない状況になる場合があります。
なぜかというと、駐車券を購入して駐車場を利用する権利を得ても、車の入出庫は24時間いつでもできるわけではありません。
下の表は、終演時間と、駐車場の封鎖時間を表にしたものです。1日目は夜中の1:00、2日目は22:00、3日目は20:00に駐車場が封鎖されてしまいます。
3日目の最終日は19:00終演なので問題ないですが、Day1とDay2に関しては終演時間が1:00なので、どうしても最後まで見たいDJがトリにきたら、車で帰るのを諦めることになります。
私は昨年、ちゃんと調べずこのような悔しい経験をしました。
それでも車はめちゃくちゃ自由度が上がるので、自宅から道中観光したい時など、自由に動きたい方は車が1番ストレスフリーだと思います。
私は昨年、初日に猫カフェで猫をキメたり、熱海でスイーツをしばいてから会場へ向かいました。
また、私はキャンプをしないので、会場に荷物を置いたり出来ません。車で来れば、ちょっと寒くなった時の肌着や、雨が降った場合の長靴などを保管しておけるので、必要になったら駐車場へ行って出し入れできるのが便利です。
会場にキャンピングチェアの持ち込みはもちろん可能なので、荷物もそこに保管できますが、雨が降ったら知り合いのテントに避難させてもらうか、そのまま濡らします☺︎

手ぶらでキャンプができる
これは宿派の私が個人的に気になっているので、経験に基づく話ではないのですが、RDCでは、会場でキャンプグッズを一式レンタルできるシステムがあります。
hinataレンタルという、キャンプグッズレンタルサイトと、RDCが公式にタッグを組んで提供しているシステムようです。
私は本当にキャンプに馴染みがないのと、荷物を最小限にキャンプができるのはありがたいですね...。
正直、キャンプの方がフェスへの没入感を味わえそうだなと思う気持ちもあるので、来年挑戦してみようと思います。
ツアーバスを利用してキャンプをしたい方にも、メリットがありそうです。
RDCレポ総まとめ
フェスを快適に過ごすためのTips


交通手段
渋谷発着のツアーバス
移動が楽。特にキャンプ派や、宿⇄会場移動が苦でない人におすすめ
行き・帰りの片道チケットもあり。荷物管理は少々不便
シャトルバス(会場⇄各エリア)
3種類あり、有料・無料が混在
有料は事前購入必須。混雑時は乗れないことも
会場から伊豆稲取・伊豆熱川方面へのアクセスが主
非公式の謎の代行車(夜限定)
地元有志による送迎。1人1,000〜2,000円
伊豆稲取・伊豆熱川エリアが中心。多少の融通も利く


宿泊
おすすめの宿泊エリア
伊豆稲取、伊豆熱川エリアがベスト(シャトルバスが発着)
駅送迎ありの宿が便利
発表直後に予約推奨(人気エリアはすぐ満室に)
電車で来るなら宿に荷物を預けてから会場へ
急坂が多いため、送迎付きの宿が便利
会場クロークなし

車で行く場合
荷物を車に置けるのはメリット
自由に観光しながら向かうのにも最適
自由度は高いが注意点も
駐車券で出入り自由ではない。駐車場封鎖時間に注意
Day1:1:00終演 → 1:00に封鎖
Day2:1:00終演 → 22:00に封鎖
Day3:19:00終演 → 20:00に封鎖(問題なし)
キャンプ
キャンプ初心者でも安心
「hinataレンタル」で手ぶらキャンプ可能
フェスの没入感が高まるので興味があるなら挑戦価値あり
ツアーバスとの相性も良い(荷物少なくて済む)
あとがき
最初は不安もあるかもしれませんが、フェスは体感してこそ楽しさがわかる場所だと思っています。
この記事がその一歩絵お踏み出すきっかけになれたら嬉しいです。
ここまで読み切ってくださった方、ありがとうございました☺︎